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山形観光に便利なJRかみのやま温泉駅から、冬限定で蔵王行きの特別バスが往復運行します。上山を拠点に、ぜひ冬の山形を遊び尽くしてください。

片道運賃(税込)

かみのやま温泉観光案内所~蔵王温泉バスターミナル 2,000円

かみのやま温泉観光案内所~道の駅やまがた蔵王 500円

道の駅やまがた蔵王~蔵王温泉バスターミナル 1,500円

「発車オーライネット」にて事前にWEB予約

蔵王シャトルバス

お問い合わせ:一般社団法人上山市観光物産協会

山形県上山市矢来1-2-1 023-672-0839

運行会社:山交バス株式会社

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樹氷を見るなら「蔵王シャトルバス」で

Text & Photo:劉秝緁

Coordination:Tasuku Koji, 杉の下意匠室

Interpretation:Dayday

記事提供:初耳 / hatsumimi

再編集・翻訳:上山市観光物産協会

樹氷を見るためのシャトルバスには、JR「かみのやま温泉」駅前にある観光案内所入口から乗ることができます。料金は2,000円(途中の「道の駅やまがた蔵王」までは500円)。チケットはwebからの事前予約制で、かみのやま温泉・蔵王温泉を1日3往復運行しています。

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温泉街からバスに乗って樹氷の地へ

バスに乗って45分、標高は610メートルまで上がり、景色は雪深い森林へと変わります。終点の「蔵王温泉バスターミナル」で降りて10分ほど歩くと、蔵王ロープウェイの「蔵王山麓駅」に到着。樹氷を見られるかどうかは、実際に山を登ってみないとわかりません。晴れた日でも、山頂は霧がかっていることがあります。

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シベリア気団がもたらす真冬の冷たい季節風によって、蔵王連峰の針葉樹は大きな雪の塊になります。その幻想的な光景は「スノーモンスター」と呼ばれ、日本人の自然に対する畏怖と神格化を象徴する存在です。

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樹氷のシーズンは1月から3月まで。特に1月下旬から2月中旬頃は大きく成長した樹氷の群れを見ることができます。

「蔵王山麓駅」から「樹氷高原駅」まで登ってロープウェイを乗り換え、標高1,661メートルの「地蔵山頂駅」へ。いよいよ樹氷と間近で対面します。

(*)冬は日暮れが早いため、じっくり樹氷を観賞したい方は早朝から山に登るのがおすすめです。

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山形の特産品を楽しもう

樹氷を堪能した後は、帰りのシャトルバスに乗って山を下り、途中の停留所「道の駅やまがた蔵王」に寄り道。ここには山形の特産品が一通り揃っています。ちょっと立ち寄って同じバスで帰るもよし、のんびり買い物をして次のバスを待つもよし。山形の特産品には保存食が多く、お土産として人気です。

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山形県産の良質な果物を厳選した、ストレート果汁100%ジュース

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素材そのものの味や香り、色を生かしたドレッシングやジャム

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家庭で手軽に楽しめる、山形の海の幸

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山形県産の黒毛和牛を使用したジャーキー

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お土産のほかにも、山形で人気のカフェや菓子店のスイーツを気軽に味わうことができます。

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地元のワインが飲める穴場

シャトルバスは再び観光案内所へ。高窓から適度に日光が差し込むこの建物には、地元のワインが楽しめる「山形ワインカーヴ」が併設されています。

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上山は、高品質のワイン用ブドウ栽培に適した地域で、国際的なコンクールで数々の賞を受賞している日本有数のワイン産地。2016年には国が定める「ワイン特区」に認定されました。

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「山形ワインカーヴ」は、2014年から毎年5月に開催されている東北地方最大のワイン祭り「山形ワインバル」の常設セラーで、お祭りに参加するワイナリーのワインを購入できるほか、バーカウンターでグラスワインを飲むことができます。種類が多くて何を飲んでいいかわからないという方は、3種類のワインを一度に味わえる「飲み比べセット」がおすすめ。地元のおつまみと一緒に味わえるのも嬉しいポイントです。

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一生に一度は見ておきたい、厳冬の自然が創り出す芸術。シャトルバスに乗って真冬の絶景を堪能し、特産品を買い、地元のワインを味わう。これが樹氷観賞の定番の楽しみ方です。

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[Info]

蔵王ロープウェイ

zaoropeway.co.jp/winter/index.php

www.instagram.com/zao_ropeway/

蔵王シャトルバス

www.zaoshuttlebus.jp/

www.instagram.com/godmountain.kaminoyama/

道の駅やまがた蔵王

山形県山形市表蔵王79-1

www.m-yzao.com/

www.instagram.com/m_yzao/

山形ワインカーヴ

山形県上山市矢来1-2-1

www.yamagatawinebal.jp/winecave

www.instagram.com/yamagatawinecave/

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絶景に次ぐ第2の楽しみ、上山を散策

Text & Photo:劉秝緁

Coordination:Tasuku Koji, 杉の下意匠室

Interpretation:Dayday

記事提供:初耳 / hatsumimi

再編集・翻訳:上山市観光物産協会

蔵王の樹氷を1日楽しんだら、上山に滞在してゆっくり癒されましょう。

街を散策して地元の美味しいものや人情に浸り、宿に戻って「温泉に入って寝る、温泉に入って寝る」を繰り返す。これが上山の正しい楽しみ方です。気の赴くままに過ごして、旅の心地よさを全身で感じてください。

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おはよう、小さなワイナリー。個性的なワインで乾杯

日本中にファンが多く、小規模ながら100年以上の歴史を誇る「タケダワイナリー」へ。「タケダワイナリー」は手仕事によるクラフトマンシップを信念に掲げ、ブドウの栽培から収穫、果実の選別、圧搾、発酵、ブレンド、瓶詰めまで、全ての工程をワイナリー内で完結しています。

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ワイナリー周辺には約15ヘクタールの有機栽培ブドウ畑が広がっています。枝葉は整然としていて、手入れが行き届いているのがわかります。特に大切に育てられている樹齢約80年の「マスカット・ベーリーA」は世界でも稀有な古木で、とてもまろやかな味わいのワインになります。

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5代目社長の岸平典子さんは、日本における女性ワイン醸造家の開拓者。彼女はかつてフランスでワイン作りを学んでいたこともあり、伝統を受け継ぐだけでなく、柔軟性を持ち合わせています。例えば、一般的にワインに添加される亜硫酸塩(酸化防止剤)を使わないシリーズ「サン・スフル」を作ったり、赤ワインの原料となるブドウを使って白ワインを作ったり。さまざまな方法でワインの可能性を探っています。

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栽培や醸造も担当する岸平典子さん

「サン・スフル」シリーズは、発酵中のワインを瓶詰めし、瓶の中で酵母が生み出すガスがワインに溶け込んだ発泡性のワイン。酵母の香りがほのかに感じられ、フレッシュで穏やかな発泡感は舌の上を滑ります。

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ワイナリー見学は、とても興味深いワイン体験になります。試飲をしながらワイン作りのプロセスを想像したり、飲み比べて自分好みの味を見つけたり。ワインへの理解を深め、これだと思う1本を見つけてください。

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茅葺き屋根の古民家がある「楢下宿」でランチ。「ばあちゃんずくらぶ」のおもてなしを堪能

上山の郊外にある「楢下宿」。ここはかつて山形と青森を結ぶ羽州街道の宿場町として栄えた地域で、山形県の有形文化財に指定されています。

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「楢下宿」には、宿場町だった頃の歴史的な建造物が多く残されていて、伝統的な木造建築や茅葺き屋根が、江戸時代当時のまま保存されています。

古民家の一つ「大黒屋」では、地元のおばあちゃんたちによる「ばあちゃんずくらぶ」のランチが味わえます。メニューは季節ごと変わり、その時期に手に入る地元の食材で作られています。「納豆あぶり餅」は、囲炉裏で炙って熱々の状態で出される地元の名物。寒い冬は間違いなく食べる価値のある一品です。

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料理を通しておばあちゃんの話を聞くことも、この歴史的な空間の楽しみ方の一つです。

お品書きはおばあちゃんが描いたもの。地元で日常的に食べられている郷土料理が中心です。ごぼうの鶏肉巻き、近所の豆腐屋さんの厚揚げなどが小皿に乗り、納豆汁や蕎麦のお椀が並びます。見た目は素朴ですが、一口食べるとおばあちゃんたちの手間と気遣いが感じられます。

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おばあちゃんたちは、食べ物をもてなしながら、「楢下宿」の歴史と記憶を継承しているのかも知れません。

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「おばあちゃんずくらぶ」左から、れいこさん、はるみさん、えみこさん、みちこさん、たかこさん、ゆりこさん

本当に楽しい♪ 夜はえみこさんの居酒屋へ

地元の人に愛される居酒屋「高太郎」。店主・高太郎さんが黙々と振る舞う料理とお酒が美味しいのは当然として、このお店の「魂」は店主の母・塩野恵美子さんです。

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しっかりしたメイク、小柄な体型。80歳近くとは思えない恵美子さんはまるでダンサーのよう。足腰が強く、お店の中を自在に動き回り、お客さんを温かく迎えます。

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料理を席に運ぶと、彼女は唄に合わせて日本舞踊を踊ってくれます。

恵美子さんが子供の頃、上山は東北地方でも有名な歓楽街。街には酒を飲む人や芸者さんが集まり、お祭りの山車の上で踊る舞妓さんは彼女の憧れでした。そして彼女は40代になって初めて日本舞踊を学び、山車の上で踊るようになったのです。

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恵美子さん目当ての常連客や、多くの旅行客で、静かな街にある居酒屋「高太郎」は夜遅くまで賑わっています。

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熱い湯気に浸る

かみのやま温泉は弱アルカリ性で、しっとりして柔らかく、穏やかに癒されるのが特徴です。

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上山には6つの温泉街があり、その中の一つ、新湯地区にある「有馬館」は昔ながらの雰囲気を味わえる旅館です。上山市街を一望できる展望露天風呂のほか、10種類以上のお風呂が楽しめます。また、旅館のすぐ近くには150年以上続く老舗「中條饅頭」があり、創業以来受け継がれてきた味は、かみのやま温泉の名物として人気です。

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一方、自然に囲まれた葉山地区にある「葉山館」は、客室の窓から蔵王連峰を見渡すことができ、源泉掛け流しの内湯が完備された贅沢な空間。伝統を大切にしながら、新しいものを積極的に取り入れている旅館です。

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早起きしたら、地元の人たちと一緒に早朝ハイキングへ参加。

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世間話をしながら、雪の展望台で一休み。

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ゆっくり上山に宿泊し、雪山から差し込む暖かい光で目覚め、街を散策する。瓶の中で二次発酵を続ける「タケダワイナリー」のワインのように、上山のお湯と人情の温かさが、樹氷の絶景を再び沸き立たせてくれます。

[Info]

タケダワイナリー

山形県上山市四谷2-6-1

takeda-wine.co.jp/

kaminoyama-spa.com/story/273.html

楢下宿 大黒屋

山形県上山市楢下32

kaminoyama-spa.com/story/297.html

中條饅頭

山形県上山市澤丁6-7

www.nakajoya.net/

www.instagram.com/nakajyoya1110/

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居酒屋高太郎

山形県上山市澤丁7-10

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有馬館

山形県上山市新湯6-5

www.arimakan.com/

www.instagram.com/arimakan_kaminoyama/

葉山舘

山形県上山市葉山5-10

www.hayamakan.com/

www.instagram.com/hayamakan.kaminoyama/

 

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